パン買いに行こうツーリング

パン買いに行こうツーリング

そうだ、パン買いに行こう。

食べたかったんです、美味しいパンが。
パン好きとしては、有名なパン屋さんには一度は足を運びたい。
前から行きたかったパン屋さんがありまして、いつ行こうかなぁと考えていたのです。
ツーリングマップルにも掲載されている、人気店。
そして家からは約115キロ…!

……
よし行くぞー!しゅっぱーつ!!

さっそく出発

ルートは前にGoogleマップで作って保存しておいたのを使います。そう、行きたい気持ちが先走ってルートだけいろんなパターンで作り置きしていたのです(笑
今回は、せっかく和歌山まで南下するのだから通ってみたかった道なども盛り込んでみようと思い、腐道険道で有名な大阪府道・和歌山県道61号堺かつらぎ線・蔵王峠をルート上に設定してみました。
YouTubeでいくつか動画を見て予習しましたが、酷道好きの血が騒ぐ素晴らしい(?)ルートのようです!

まずは大阪市内から堺方面へ南下し、泉北ニュータウンの案内板が見えたら左折、そのまま巨大な住宅地を超え、泉北高校のすぐ先を左折、そのまたすぐ先の片倉交差点を左折、ここまで来ると交通量もほぼゼロに近くなって、そのまま府道38号線を道なりに進みます。

市街地から急に山間の風景に変わり、茅葺屋根の建物が並ぶ天野山金剛寺を右手に見ながら進み、しばらく坂を登ると滝畑ダムに着きます。ここのダムは堤体が湾曲していてアーチ式ダムのように見えて実は重力式ダムなのだそうです。
数十分前まで市街地を走っていたのが噓のような、静かな山間のダム。路肩に寄せてエンジンを切ると、繁殖期を迎えた野鳥たちのこの時期特有のさえずりがあちこちから聞こえて来ます。
聞き覚えのある声がした方に目を向けると、やはりカワセミが水面にダイブして小魚を捕っていました。
くちばしの下側が黒いのでオスです(メスは赤)。彼らは繁殖期になると、オスが魚を捕って、メスにプレゼントするのです。
でも今の時期はもうヒナが孵って子育て中かもしれません。忙しいおかあちゃんに、ごはんを持ち帰るのでしょう。

などというバードウォッチャー的視点からの楽しみ方などでしばし休憩し、この先の蔵王峠に向かって走行再開します。

峠の入り口

この辺りからいよいよ蔵王峠に入って行きます。
ここはまだ車が2台離合出来そうな幅もあり、路面も綺麗ですね。
この先にはキャンプ場なども何ヶ所かあって、人影も見えます。

突然の車線減少

キャンプ場への入り口から分岐した本線が突如として狭くなります。その幅は、軽自動車すら通れない狭さ。しかも凄まじい急勾配。
路面は山から滲み出す水が流れてハードウェット状態なうえに、通る人もないので砂が浮いて苔が生え、整備する人もないので周囲の針葉樹が落とした落ち葉が堆積しているような状態です。
これはなかなかにハードだぞ…
そう思いながら、ゆっくりと急勾配を登ります。PCXにはトルクコントロールが搭載されていますが、こんな急勾配でトルクコントロールがはたらくと車体が後ろに下がりかねません。登る前にオフにしておくべきだったと後悔。
落ち葉の少ない部分を選んでなんとか登り切ると、そこになんとガレ場のような荒い石畳が出現。もうすでにコケる要素のフルコンボです。幸いにも石畳エリアは20mほどしか無いようだったので、バイクを降りて押して進みます。まだ入り口だぞここ…。
石畳の次は、めちゃくちゃ狭いワインディングです。ここも苔と落ち葉に覆われています。
そして、狭い上にガードレールのない場所がかなり多く、アップダウンもあってかなり慎重に走らないといけません。

自然を満喫しながら

ロケーションは良いんですよ、ほんとに。
大自然の中で、透き通った川を流れる水の音を聞き、様々な山野草を育む土の匂いを感じ、木漏れ日の中を大好きなバイクで進むんです。楽しくない訳がないんです。
ただ、狭くて急で滑りやすくて一歩間違えば崖下にダイブの危険があって、携帯が圏外というだけ。
…やばい。意地でも抜けなければ。

蔵王峠

どこからどこまでを蔵王峠と呼ぶのか正確にはわかりませんが、ここがどうやら大阪と和歌山の境のようです。
この看板の向かい側には、葛城蔵王権現社という神社があります。京都の伏見稲荷のように、鳥居がたくさん連なっています。
修験道の行場として開かれたのが7世紀、天智天皇の時代だそう。あまりに昔過ぎてよくわかりません。
ここを過ぎてしばらく進むと、急に視界が開けます。

峠の頂上へ

狭くて急で滑りやすくて暗い林の中の峠道が、一瞬にしてこの風景に変わります。
下に見えてるのは紀の川市…かな?
ここから先は、ちゃんと車同士が離合出来る幅の下りワインディングが下まで続きます。ということは、ここが蔵王峠でいちばん標高が高い場所ということになるのだと思います。

山田ダム

滝畑ダムに続いてルート上2ヶ所目、和歌山県で最北にある山田ダム。重力式コンクリートダムで、昭和32年完成だそう。ここの堤体の上を通過して行きます。

やっと到着

山田ダムを過ぎて山を降り、小さな市街地を横切って川を渡ったら、また次の山に登ります。
こちらは果樹園が広がっていて民家もあり、果樹園で作業する方々も通る道は幅もあって走りやすいです。
気持ち良くワインディングを30分ほど楽しみ、ようやくパン屋さん到着。
ツーリングマップルにも掲載されている、『ドーシェル』というお店です。
パンの販売と、カフェの営業をされています。
この日もお客さんが次から次へと来訪。けっこうな山奥なのに、駐車場は満車でした。
感染症予防のためなるべく滞在時間を短くしなければと思い、6枚切りパンドミと黒糖パン、くるみバゲットを購入し、すぐにお店を出ました。
また落ち着いたらカフェにお邪魔する事にします。

来る時は自分でルートを作ってそれを辿りましたが、帰り道はナビ任せにしてみました。
ツーリングサポーターが検索してくれた道は、交通量こそそれなりにありましたがとても走りやすく、広大な桃畑の中を気分良く流して帰って来ました。

総走行距離は182.7km、平均燃費はメーター表示で47.5キロとなりました。
途中で給油してしまってるので実燃費がわからなくなってしまいましたが、上り坂がかなり多くてスロットル開け気味でしたから、43〜45くらいでしょうかねぇ。

次回行く時は違う道を通って行く予定で、もうルートは決めてあります。
橋本市御幸辻から岩出市根来までの33kmを結ぶ紀ノ川広域農道を通るルートです。ここには、北海道上富良野町にある有名な『ジェットコースターの路』と同じような道があります。高低差の激しい直線道路で、本家ジェットコースターの路の直線4.5kmには及びませんが、それでも上下にうねる真っ直ぐな道がかなり続いています。
今年は例年にない早い梅雨入りとなりましたが、梅雨が開けて晴天が戻ってきたら是非行こうと思います。

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